「空き家を売りたいけど、仲介と買取のどちらがいいの?」
相続した実家や使わなくなった空き家を処分しようと調べると、「仲介」と「買取」という2つの方法があることに気づきます。
「買取は安く買い叩かれるのでは?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、仲介と買取はそもそも仕組みが違い、それぞれ向いているケースが異なります。
この記事では、空き家の仲介と買取の違いをわかりやすく整理し、あなたの状況にはどちらが合っているかを判断できるようにお伝えします。
空き家の「仲介」とは?──不動産会社が買い手を探す方法
仲介の基本的な仕組み
仲介とは、不動産会社に依頼して一般の買い手(個人や法人)を探してもらう売却方法です。
不動産ポータルサイトやチラシで広告を出し、内覧対応を経て、買い手が見つかったら売買契約を結びます。
売主は成約時に不動産会社へ仲介手数料を支払います。
手数料は売買価格の3%+6万円(税別)が上限で、たとえば1,000万円で売れた場合は約36万円です。
仲介のメリット
- 市場価格に近い金額で売れる可能性がある:一般の買い手が相手のため、条件が合えば相場に近い価格で売却できます。
- 広く買い手を募集できる:ネット広告などで多くの人に物件情報が届きます。
仲介のデメリット
- 売れるまでに時間がかかる:空き家の場合、半年〜1年以上買い手がつかないケースも珍しくありません。
- 内覧・修繕・片付けの手間がかかる:買い手に見てもらうため、残置物の整理や最低限の修繕を求められることがあります。
- 仲介手数料が発生する:売買価格の約3%+6万円を支払う必要があります。
- 契約不適合責任を負う可能性がある:引き渡し後に建物の欠陥が見つかった場合、売主が修繕費用などを負担するリスクがあります。
- 確実に売れる保証がない:値下げを繰り返しても買い手がつかず、結局売れないまま維持費だけがかかることもあります。
特に空き家の場合、「老朽化が進んでいる」「再建築不可(建築基準法上、建て替えができない土地)」「残置物がそのまま」といった事情があると、仲介で買い手を見つけるのはかなり難しくなります。
また、仲介手数料は売買価格に対する割合で決まるため、金額が低い空き家ほど不動産会社の取り分が少なく、積極的に扱ってもらえない場合があります。
「仲介に出したのに半年以上売れない」という方は、この構造的な問題が背景にあるかもしれません。
空き家の「買取」とは?──不動産会社が直接買い取る方法
買取の基本的な仕組み
買取とは、不動産会社自身が買主となり、空き家を直接購入する方法です。
仲介のように一般の買い手を探す必要がないため、条件が合えば最短数日〜数週間で売買契約・現金化まで進められます。
買取の場合、不動産会社と直接取引するため仲介手数料は発生しません。
買取のメリット
- 売却までのスピードが早い:買い手を探す時間がかからず、査定後すぐに売買契約へ進めるケースが多いです。
- 現況のまま引き渡せる:残置物や家財の片付け、修繕、解体が不要な買取業者もあります。
- 仲介手数料がかからない:不動産会社が直接買い取るため、仲介手数料の負担がありません。
- 契約不適合責任が免責になるケースがある:買取業者によっては、引き渡し後の欠陥についてクレーム対応が不要となり、売却後のトラブルリスクがなくなります。
- 近隣に知られにくい:広告を出さずに取引が完了するため、ご近所に売却の事実を知られたくない方にも向いています。
買取のデメリット
- 仲介に比べて買取価格は下がることが多い:買取業者はリフォームや再販のコストを見込むため、仲介で売れる場合の6〜8割程度の価格になるのが一般的です。
- 業者選びを慎重にする必要がある:買取価格や対応力は業者によって大きく異なるため、複数社の査定を比較することが大切です。
「買取は安く買い叩かれる」というイメージを持つ方は少なくありません。
たしかに仲介で売れる場合と比べれば価格は下がります。
しかし、仲介手数料や修繕費用、片付け費用、売れるまでの固定資産税や管理費といった「売却にかかる総コスト」を差し引くと、手取り額の差が想像より小さくなるケースは多いのです。
さらに、仲介では売れずに結局買取に切り替えるケースでは、その間の維持費分だけ損をしたことになります。
仲介と買取のメリット・デメリットを比較
ここまでの内容を一覧で整理します。
- 売却価格:仲介は市場価格に近い可能性がある/買取は仲介より低くなることが多い
- 売却スピード:仲介は数か月〜1年以上かかることも/買取は最短数日〜数週間
- 仲介手数料:仲介は売買価格の約3%+6万円/買取は不要
- 片付け・修繕:仲介は必要になることが多い/買取は現況のまま引き渡せる場合がある
- 売却の確実性:仲介は買い手が見つからないリスクあり/買取は業者が合意すれば確実
- 契約不適合責任:仲介は売主が負う/買取は免責となるケースがある
- プライバシー:仲介は広告で公開される/買取は非公開で進められる
つまり、買取は「価格」では仲介に劣る可能性がある一方で、「スピード・確実性・手間の少なさ・売却後の安心感」という面で大きなメリットがあります。
仲介と買取、それぞれに向いているケース
仲介が向いているケース
- 築年数が浅く、立地条件がよい物件
- 時間に余裕があり、少しでも高く売りたい場合
- 建物の状態がよく、内覧にもすぐ対応できる場合
買取が向いているケース
- 築年数が古く、老朽化が進んでいる空き家
- 残置物や家財がそのまま残っている物件
- 再建築不可や共有持分(複数人で所有権を分け合っている状態)など条件が複雑な物件
- 遠方に住んでいて管理や内覧対応が難しい場合
- 仲介に出したが半年以上売れない物件
- 他社に断られた経験がある場合
- できるだけ早く現金化したい場合
- 近隣に知られずに売却を進めたい場合
特に空き家の場合、「仲介に出しても売れない物件」を無理に待ち続けるリスクにも注意が必要です。
空き家を放置し続けるとどうなる?──「とりあえずそのまま」のリスク
「仲介か買取か迷ったまま、結局何もしていない」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、空き家を放置し続けると、以下のようなリスクが現実になります。
- 固定資産税の負担が続く:使っていない空き家にも毎年固定資産税がかかります。
- 「特定空家」に指定される可能性:管理不全と判断されると自治体から特定空家に指定され、住宅用地の特例(固定資産税を最大1/6に軽減する制度)が外れます。その結果、税額が最大6倍になることもあります。
- 火災・倒壊による損害賠償リスク:老朽化した空き家が倒壊して通行人にけがをさせた場合、所有者が損害賠償責任を問われる可能性があります。
- 相続登記の義務化:2024年4月から相続登記が義務化され、相続を知ってから3年以内に登記しないと10万円以下の過料の対象になります。
- 次の世代への負担:何もしないまま所有者が亡くなれば、子や孫に空き家の管理責任と費用負担がそのまま引き継がれます。
「いつか考えよう」と先送りするほど、維持費は積み上がり、建物の状態は悪化して売却の選択肢は狭まっていきます。
仲介と買取のどちらが向いているかを見極めるためにも、まず「今の状態でいくらになるのか」を知ることが第一歩です。
空き家買取本舗が「買取」で選ばれている理由
空き家買取本舗は、空き家・相続した家・訳あり物件の直接買取に特化した買取専門サービスです。
仲介ではなく自社で直接買い取るため、仲介手数料はかかりません。
グループ内にリフォーム会社と解体事業を持ち、買取からリフォーム・解体まで自社グループ内で完結できる体制があります。
リフォームの内製で外部委託より80〜200万円、解体を自社職人で行うことで100万円以上コストを抑えられるため、他社では買い取れない物件でも対応できるケースがあるのです。
また、買取後の契約不適合責任は実質免責としています。
引き渡し後に建物の欠陥が見つかっても売主様に請求することはありませんので、売却後のトラブルを心配する必要がありません。
「近隣に知られずに進めたい」という方には、鍵をご郵送いただくだけで立ち会い不要・電話と書類のみで手続きを完了する方法もご用意しています。
千葉県内のベイシア店舗にテナントとして入居しているため、対面でのご相談も可能です。
「ネットだけの業者は不安」という方にも、実店舗がある安心感をお届けできます。
解体を考える前にご相談ください
「建物がボロボロだから解体するしかない」とお考えの方もいらっしゃいます。
しかし、一軒家の解体費用は200〜400万円が相場です。
地方では解体後の土地に買い手がつかず、数百万円の解体費用だけが持ち出しになるケースも少なくありません。
空き家買取本舗では、解体せず現況のままお引き取りできる場合も多くあります。
解体を決める前に、まず現状での買取価格を確認されることをおすすめします。
まずは無料査定で「今の価値」を確認してみませんか?
仲介と買取の違いがわかっても、「自分の空き家は実際いくらになるのか」がわからなければ判断はできません。
空き家買取本舗では、査定は完全無料で、査定額は当日中にご提示が可能です。
「まだ売ると決めたわけではないけど、金額だけ知りたい」というご相談も歓迎しています。
査定後にしつこい営業をすることは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。
再建築不可、残置物あり、他社に断られた物件も対応可能です。
「もう手の打ちようがない」と思っていた空き家でも、まずは一度ご相談いただければ、一緒に最善の方法を考えます。



